江戸庶民は自分の妻を人に語る時、ときに「山の神」と呼んだ。語源は一説に、いろは歌の「おくやま」に由来するという。「やま」(山)の上に君臨する「おく」(奥さま)であるらしい
江户的平民对别人说起自己的妻子时,有时会称其为“山神”。关于它的语源,据说有一种说法是来源于伊吕波歌的“奥山”。意思是君临“山”上的“奥”(即夫人)。
与謝野晶子に、自身を「山」にたとえた夫婦げんかの歌があった。〈ものいわじ山にむかえるここちせよ君に加うる半日の刑〉。何を言っても返事のない山と対座する鉄幹さんの弱った顔が目に浮かぶ
与谢野晶子有一首关于夫妻吵嘴的和歌,她在和歌里把自己比作“山”。“面对无言山的心情是加诸于君身的半日刑期”。与一个无论说什么都没有任何反应的山相对而坐的铁干为难的表情浮现在眼前。
もっとも辞書には「山の神」の項に、「年を経て口やかましくなった妻のこと」とある。刑期は半日といわずに少し延びても…という「君」もなかにはあろう。きょうは、語呂合わせで「いい夫婦(1122)の日」であるという
不过在辞典里,“山神”的词条里有一种解释是“形容随着年岁增长而日益变得唠叨的妻子”。刑期别说半日,即使是再延长一点点也没关系……其中大概也有做如是想的“君”吧。今天,在谐音上是“好夫妇(1122)日”。
時計メーカーのシチズンが結婚満30年の夫婦を対象にしたアンケート調査で、結婚生活を漢字一文字で表してもらった。夫の回答では「真・和・愛」、妻の回答では「真・忍・絆(きずな)」が上位に並んでいる
表商CITIZEN以结婚满30年的夫妇为对象做了一个调查,要求夫妇用一个汉字形容结婚生活。丈夫的回答“真、和、爱”,妻子的回答“真、忍、绊”居于前列。
「真」の字には誰もがうなずこう。〈かへりみて長かりき長からざりき〉(日野草城)。気取りや飾りの“偽”は跡形もなく消え去り、長いようでもあり、たちまち過ぎたようでもある30年に違いない
大概任何人都会赞成“真”这个字吧。“蓦然回首/长亦非长”(日野草城)。做作和矫饰的“伪”消失得无影无踪,看起来似乎很长,却也是转瞬即逝的30年。
夫の答えた第5位に「還」があった。調査対象の年齢から推して、還暦の「還」だろう。気ままな独身の昔に還(かえ)りたい、の「還」ではないだろう。ないかな…。
“还“位于丈夫回答的第5位。从调查对象的年龄推测,应该是还历之年(60岁)的“还”吧。难道不是希望能回到以前随心所欲的单身生活的“还”吗。是不是呢……。
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